キネシケア3日目:午後の治療午前の治療を終えてホテルに戻り、1時間半ほど昼寝をしたおかげで、頭のグラグラがなくなった。まだボーッとした感じは残っているものの、かなり力が入るようになってきた。 午後の治療では、「信頼と明け渡し」をテーマに、治療を始めることにした。 具体的には「キリスト意識」で生きていくということ。 まあ、これも漠然としているけど。 私はキリストのことは何も知らないのだけど、私の中に、キリストに対する深い愛と尊敬があるのだ。 「キリスト意識ってどういうもの?」 「『愛』そのもので生きること。『愛』を体現すること。うーん、言葉じゃ伝えにくいな。世界には、いろんな聖者や賢者がいるけれど、キリストを超える人はいないと思う。キリストに会ったことはないけど、私はキリストのように生きたいと思う。」 「私も色々本を読んだけど、実際に感謝を生きたのはキリスト1人だと思っているよ」 先生とそんな会話をする。 「キリスト意識か。じゃあ、何でOFFになるかな?」 私は少し考えた。 そうだ、絶対にOFFになるものがある! 「先生、私、先生が『Masakoさん、大嫌い!』って言うと、絶対OFFになるよ」 先生は苦笑いしながら「Masakoさん、大嫌い」と言う。 私の右腕は、ガクーンとうなだれている。 そりゃ、尊敬している本間先生から嫌われたらOFFになりますよ、私。 何番で調整しようかなと自作のキネシカードに手を伸ばしたとき、心の中に「自分の『意識』を使いなさい」と言う声が響いた。 そこで、いつものように宇宙や地球のヴィジョンを思い描こうとしてみたが、さっぱりできない。妄想においては天才的な私が、ヴィジョンを描けないなんて!どういうこと!? その瞬間、私の後ろに人が立った。 鳥肌が立った。 イエス・キリストだ! 「先生、今私の後ろにキリストがいます。」 キリストは、私の右腕を下から持ち上げるようにして、「やってごらん」と言った。 「先生、押してみてください。」 先生が私の右腕を押すと、しっかりONになっている。 「先生、今、私の後ろにキリストがいるからONになったんだと思う。私1人だったら、ONになる自信がない。今度は1人でやってみる」 私はそう言うと、キリストが私から離れるのを待った。 「彼はあなたから動かないよ」 先生は言った。 私は驚いた。実際、キリストは動く気配がなかったからだ。むしろ、これからもずっと私と一緒にいるような感じなのだ。なぜ先生にそれがわかったんだろう?? 先生は、再び「Masakoさん、大嫌い」と私に言った。 「先生、私の目を見ながら言って」 先生は伏せていた目を私に向けて、もう一度言った。 「Masakoさん、大嫌い」 その言葉を、私は「キリストの意識」で聞いた。 先生が発した言葉は、まるで砂が崩れ落ちて行くように地中へと消えていった。 そして、先生の想いを丸ごと受け取ったのである。 「先生、私、キリストを十字架から降ろしたいの!キリストは私たちの中にいる。どうしてキリスト教は、キリストを十字架に縛り付けておくの?私はキリストを十字架から降ろしたい!」 ここから起こったことは、まさに奇跡だった。 「ここから世界を見てごらん」 キリストの声が聴こえた瞬間、私はキリストと共に、十字架の上にいた。 そこから見た景色のなんと美しいことか!! キリストの目には、世界はこんなにも美しく見えているのか!!! 私は興奮して、先生にそのヴィジョンを伝える。 「先生、私は今キリストと一緒に十字架の上にいます! ここから、キリストの視線で世界を見ています! キリストの前にいる群衆は、皆喜びに満ち溢れて、輝いています! 皆嬉しそうにキリストを見上げ、両手を天にかざしています! 私たちが知っているキリストのイメージからは想像もつかない美しさです! 人々が金色の光を放ち、地平線も空も、全てが金色に輝いています! キリストにとって、世界はこんなにも美しいものだったんですね!」 「いや、それは多分彼が『創造している』ものだろう」 先生はさらっと言う。 私は、手首に釘が打たれるのを感じた。 十字架にはりつけにされるシーンだ。 そこで私が見たものは…! 釘を打ち付ける男性の顔は、嬉々として輝いている。 喜びに満ち溢れて、顔が高揚している。 その手には、シルクのような美しい上質の布が広がっている。 ああ、これは釘ではないのだ。 その男性は、とても丁寧に優しく、愛を込めて私の手首をその布で包んでいく。 下垂れ落ちる血の代わりに、布がリボンのように風に揺られてなびいている… 私は胸がいっぱいになった。 いくら妄想とはいえ、これは私にとっては奇跡だ。 ヴィジョンが消え、私の意識は治療室に戻った。 キリストの声が聴こえた。 「道は、あなたの目の前にある。 そして、それはすでに成し遂げられている。」 すべては、今、ここにある! 言葉にはできない何かを、私は確信した。 治療が終わり、治療室を出て行こうとする先生を私は呼び止めた。 「先生、ハグしてもいい?」 私は、私の人生を完全に変えてしまう今回の体験をもたらしてくれた先生に、どうしても感謝を伝えたかった。 「先生、ありがとう」 先生は私の方に振り返り、力強く抱きしめてくれた。 写真は、0番のキネシカード。 源を思い出すカードです❤︎
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キネシケア3日目:午前の治療憑依の翌朝は、体がしんどかった。 ほとんど眠れていないのもあるけれど、昨晩の憑依で気が消耗しているようだ。体がグラグラする。食欲もない。 クリニックにたどり着くまでに倒れそうな気もして、キャンセルの電話を入れようとダイヤルしようとした瞬間、やっぱり思い直して出かける準備をする。 フラフラしながら歩いていると、心の中に声が響く。 「植物のエネルギーをもらいなさい」 私は道端に植えてある植物に「こんにちは」と声をかけてから、優しくそっと触れた。 「違う!奪うのではない!」 また声が響く。 「エネルギーをもらうということは、その命の本質の美しさを『見る』ということ。 あなたがやっていることは、奪うことだ。」 なるほど、確かにそうだ。 私の体は今弱っているけれど、それは言い訳にはならない。 私にとって、「声」が聞こえることはごく自然のこと。 いつも、心に響く様々な「声」たちに、導かれてきた。 それにしても、面白い話し方だな。 どうにかクリニックに到着し、治療室に入り、本間先生に昨晩のお礼を伝えた。 「今日は何をする?」 「体がボロボロなので、カイロをお願いします。」 「第1オクターブね。」 「ねえ、先生、今私自分の体の中にいるの?」 先生は一瞬無言になった後、 「サッとやるね」 と言って、何やら私の知らない動きをしながら筋反射を取っている。 「今何やっているんですか?」 「前準備の前準備ってとこかな」 私の体は、想像以上にひどいことになっていた。 先生が体を整えていくうちに、少しずつ体がポカポカと温まってくる。 キネシケアの1回目の治療で、第1オクターブの調整をやったもらったばかりなのに、もうこんなにボロボロになっているなんて。 「先生、これ、私の体ですか? この前調整してもらったばかりなのに、もうこんなになるんですか?」 「そういうこと。ちょっと疲れちゃったんだよ。」 治療が終わると、体温を感じられるようになり、少し体が楽になった。 ロスに来る前日から、毎晩2時間ぐらいしか眠れていない上に、食欲もほとんどない。 体の疲れはピークに達している。 午後の治療までにちょっと横になろう。 私は先生にお礼を伝え、クリニックを後にした。 写真は、3番のキネシカード。 我が家に遊びに来て、雪解け水を飲む実在の鹿がモデルです。 スイッチングと生き霊による憑依今回シェアするのは、キネシケアの治療中ではなく、自由時間に起こったことです。 スピリチュアルとかオカルト系な内容が含まれていますので、苦手な人はスルーしてください。 また、これはあくまでも私の個人的な体験であり、通常の本間先生の治療とは全く関係がないということをご了承ください。 ーーーーーーーーーー 治療2日目の夜に、私は奇妙な体験をした。 ひょんなことからある人の体に触れ、その瞬間、その人のエネルギーと同調してしまったのだ。 私はもともとエネルギーに敏感な体質で、自分と他人との境界線があいまいなのだけど、この時ほど、自分のエンパス体質の恐ろしさ(?)を感じたことはなかった。 精神的に不安定なその人との会話の後、念のため、自分がOFFになっていないかを調べるために筋反射をとってみたら様子がおかしい。スイッチング(エネルギーが逆流)している!もしかして… 案の定、私はその人のエネルギーと同調している状態だ。 私は今「その人」になっているのだ。 待てよ、この状態なら、代理キネシとして調整できるかも… その人のエネルギーにフォーカスして、筋反射をとろうとした瞬間、私の体は後ろに倒れていった。ヤバイ、立っていることができない!必死で体勢を整えるものの、私はベッドにうずくまってしまう。筋反射をとっている場合ではない! 同調しているとはいえ、この肉体は私のもの。私自身のエネルギーも流れているのだから、よほどのことがない限り、だれかのエネルギーとシンクロすることで私に害が加わることはない。けれど、この状況は危険だ。私の肉体は大丈夫だろうが、筋反射をとっている間に私の精神がやられてしまう!! 代理キネシを行おうと決めて5分も経たないうちに、私はその人とのエネルギーを断ち切った。ホッとしたのもつかの間、今度は強力なエネルギーが私を床に引きずりこむ。 「生き霊だ!」 その人の念を感じる。別に私を恨んでいるわけではない。ただ、その人の念は、とてもとても強いのだ。私に見捨てられたと思っているようだ。 神秘体験や不思議な体験は日常茶飯事なので驚かないけれど、私は今まで不快な経験をしたことはほとんどない。完全に体を乗っ取られるような憑依は、生まれて初めてだ。 私の体は床の上で左右に揺れ、体の各パーツが好き勝手な方向にブルブルと震えながら動いている。エネルギーの流れが無茶苦茶だ! 「どうやったらこの憑依をとくことができるんだろう?」 そんなことを考えつつも、このエネルギーの持ち主であるその人に思いを寄せる。 「これだけ酷い状態で、どうやってその人は日常生活をこなすことができるんだろう?」 その時にわかった。それは「魂」だと。 心も体もボロボロの状態になっているところを、魂が必死で繋ぎ止めている。 私の心に、その人の苦しみが溢れてくる。 その人の望みはただ一つ。 愛されること… 世界中の精神科医がこれを体験できたら、医療の世界が完全に変わるだろう。 彼らの生きている現状を自ら体験すれば、精神疾患と呼ばれる症状の治療は、とてもシンプルなものになるはず。 そんなことを考えている間にも、体はどんどんおかしくなる。 私はナンシーに助けを求め、ナンシーから本間先生に電話をかけてもらう。 電話をかけるには躊躇する時間だ。でも、どうしていいかわからない! 「本間先生、どうか電話に出て…!」 私は必死で祈った。怖くて怖くてたまらなかった。 電話をくれた先生に状況を説明して、先生のアドバイスを受ける。 「憑依に効くアロマはどうか?」 アロマは手元になかったけど、アロマポエムでやってみた。 アロマのタイトルを見るだけでも気持ちが悪くなる。調整できない。 自作のキネシカードは、辛うじてONになるものの、すぐにOFFになってしまう。 ヨガナンダやキリストの写真もダメ。 「自分の『意思』を使って調整しなさい」 心の中に声が響く。 「自分の意思…?」 「私はMasakoです!」 そう宣言したら、少しだけ力が入った。 そうか、憑依のエネルギーを解放するには、自分自身に戻ればいいんだ! 私は、笑顔で力強く宣言した。 「私はMasakoです!」 私はゆっくりと自分に戻っていった。 真っ暗闇の中にうずくまっているその人の後ろに、シルバーに輝く1人の天使の姿が視えた。もう大丈夫だろう。 明日の調整テーマは「Trust & Surrender(信頼と明け渡し)」にしようと思っていたところに、こんなことが起こるなんて!絶対に信頼し、明け渡さないといけないような状況を、天は私に与えてくれたのだ。なんてありがたい導きなんだろう! 憑依がとけて自分に戻った私の目の前に、たくさんの人々の姿が視えた。 私をサポートしてくれる存在たち。その数の多さにびっくりする。 その存在たちが一斉に本間先生に頭を下げる。 「どうぞよろしくお願いします」と。 先生にスピリチュアルメッセージとお礼を伝え、電話を切った。 一件落着し、私は寝ようと試みた。 あまりにも強烈な体験に、眠れそうもない。 私は今起きたことを思い出してみた。 憑依から自分に戻るために、自分自身にフォーカスした。 その時にわかったのは、「結局、私もその人も元々は同じ、一つの意識」ということ。 その人を癒したければ、自分自身を癒せばいい。 自分が自分であることが、全ての存在にとって、何よりもの癒しなのだ。 1人だったら恐怖に飲まれていただろう。 本間先生やナンシーがいてくれて、本当にありがたかった。 それにしても、私って、問題児…? 写真は、辛うじてONになった5番のキネシカード。 私のお気に入りのカードです。 キネシケア2日目:午後の治療キネシケア2日目の午後の治療では、引き続き「本当にやりたいこと」を模索していった。 「本当にやりたいこと」「魂のまま生きる」というテーマは、去年の11月のキネシケアから続いている。あのとき出した自分の答えに先生は首を振るばかりで、「本当の自分になったらわかるよ」と言われたきりなのだ。 私にとって「やりたいこと」とは、頭で思い描く「具体的な行動」ではなくて、「すでに行動しているもの」だ。頭で「やりたい」と思っていても、行動を起こさないなら、その「やりたい」は偽物だと私は思う。言葉は嘘つきだ。でも、行動は言葉よりは正直だ。だから私は、「自分の行動こそが、自分が本当にやりたいこと」だと思っているのだ。 大切なのは、「何をするか」ではなくて、「どんな心で行動するか」ではないのだろうか?「具体的な何か」を見つけるよりも、「自分のあり方」にフォーカスしてみよう。 この日の調整は、9番がメインだった。 自作のキネシカードには、赤い屋根の家と青い鳥、1本の木が描かれている。 この絵を、自分のテーマに合わせて読み解いていくのだ。 「この家は何?」 「家は、魂の場所」 「この鳥は?」 「鳥は、私」 「木は何?」 「うーん、尻尾(煩悩)かな?」 「この鳥の本当の家は、この木じゃないだろう?どうしたら、家に入れるのか?」 そんな会話を先生とする。 先生はキネシカードを使うのは初めてだけど、さすがに質問が的を得ている。 いろいろ話していくうちに、「選択する」で調整することに決まる。 人生は、いつも選択の繰り返しだ。ルーティンに流されると、選択肢があることさえ忘れてしまう。そこで一瞬立ち止まって、自らの意思で自分の行動を選択できるようになればいいのだ。 治療を終えた私は、スーパーに寄るために日本村プラザに向かった。 「私は本当に『魂の家』を選択できるのだろうか?」 買い物を終えて、先ほどの治療内容をボーッと思いながら歩いていると、街路樹に向かって飛んでくるスズメたちに気づいた。 「まるで9番の絵みたいだな」 そんなことを思いながら、街路樹の前に立ち止まってスズメたちを眺めていた。 「その木にいるのが本当の自分の家族じゃないことが、あなたにはわかるよ」 突然心の中に声が響いた。スズメたちからのメッセージだ。 その瞬間、「尻尾」の本当の意味がわかった。 私は、9番の絵にある「木」は、「尻尾(煩悩)」だと思っていて、欲に流されず、「本物」を見極め、自分の意思でその「本物」に向かうよう選択するのを今回の調整テーマとしていた。煩悩はたくさんあるから、この「木」の本性を解釈するのに苦労したのだ。けれど、この「木」が表すのは「煩悩」ではなくて、「サポート」だったのだ! 私が尻尾だと信じていたものは、尻尾じゃなかった! 「選択します」で調整していたときは、私は自分のことしか考えていなかった。 尻尾の真の姿を見たときに、私のために道を作ってくれ、その道を光で照らしてくれているたくさんの存在たちの姿が見えた。そのとき、もう尻尾(仮面)は必要ないと心から思えた。 今回ロスに来たのは私の意思でもあるけれど、実現できたのはやっぱり不思議で仕方ない。想いを現実に変える力が私の周りに確かにある!さらに、私は、その見えない力を見ることができる! 私はいつも導かれている。 私の人生は、私が私にとって大切な場所や人を、絶対に見逃さないように準備してくれているのだ! 今日の結論と明日のテーマは「Trust & Surrender」 「私は、私の人生を信頼します。そして、人生に、完全に私を明け渡します!」 写真は、9番のキネシカード。今回、何度も活躍しました。 キネシケア:治療内容の整理今回のキネシケアで行なった治療のまとめ。 自分の記録のためのメモです。 到着日 夕食とお茶 1日目AM 第1オクターブ(カイロ) 1日目PM オーバーでたくさんの煩悩を調整。 怒り、嘘つき、性欲 etc... 気づき:「煩悩は存在しない」 調整後の疑問: 「煩悩が存在しないなら、なぜ私は煩悩を創り出すの?」 ↓ 「煩悩を見ていれば、魂の望む生き方をしなくていい」 ↓ 「私の魂は何がしたいの?」 2日目AM テーマ: 「私の魂は、『今ここ』にいたい」 キネシカードを創っているときは、夢中になれる(今ここにいやすい)。 私は自分の感性や感覚を人に伝えたい。 ↓ 「私には人に伝えたいことがある。私の感性はほとんどの人に理解されないかもしれないけど、きっとわかってくれる人がいるはず!だから、やってみる!」 調整テーマ:「私は尻尾が欲しい」「わかってもらえる/理解されない」 ※尻尾:感情を素直に表現するツール、感情を隠すための仮面 気づき:伝えたいことがある/伝わらないことへの強いストレス (過去生での悲惨な経験、それでも自分は伝えたい、魂の想いを貫きたい。) 調整後の疑問と午後の治療へのテーマ: 「私が本当にやりたいこと」 2日目PM テーマ:「本当にやりたいこと」 調整テーマ:「尻尾」「魂の『家』を選択する」 スズメからのメッセージ:「その木にいるのは、あなたの本当の家族じゃない」 9番のキネシカード:家=魂、鳥=私、木=煩悩(尻尾)ではなく、サポート ヴィジョン:私が魂のまま生きれるようにサポートしてくれる存在たち 結論と明日のテーマ:Trust & Surrender 2日目夜 スイッチング&生き霊による憑依 3日目AM 第一オクターブ(カイロ) 3日目PM テーマ:「Trust & Surrender」「キリスト意識とは」 調整:「Masakoさん、大嫌い」キリストと共に「意識のみ」で調整 神秘体験:「キリストを十字架から降ろしたい」十字架から見たキリストの世界 過去生のヴィジョンと魂に誓ったこと:「キリストの想いを必ず具現化する!」 4日目課外セミナー タイタニックの記憶、タイタニックのテーマソング、キリスト意識 5日目AM 「仮面を外す」 5日目PM 「離婚した元旦那への想い」「レイプ」 6日目AM 「ダビちゃんへの拒絶」「レイプ」 6日目PM 「魂のまま生きるとは〜再びタイタニック(降り出し)に戻る」「決意」 「お誕生日に、新たな誕生を迎えた私!」 6日目夜 最後の夕食と夜景 感情を感じれる!カナダの自宅に戻り、目の前に広がる森を眺めていると、少しずつ心が落ち着いてくる。 キネシケアは強烈だ。気づきと癒しがどんどん起きるかと思えば、苦しみや痛みもドッと流れ出してくる。 キネシケアが終わったからといって、それで終わりじゃないのが本間先生のキネシケアだ。むしろ、本番はここからじゃないかと私は思っている。 今回のキネシケアでは、私の感情はいつも大忙しだった。 先生に泣きながら自分の気持ちを伝えたり、先生に怒りを感じたり、とにかく私は感情面において、とてもインテンスな時間を過ごしたのだった。 LAでの1週間を振り返りながら、去年の11月に受けたキネシケアや、2年前に参加した DEEPゼミのことを思い出していたら、突然、自分の変化の大きさに驚いた。 DEEPに参加した頃の私は、感情を感じることができなかった。感情が湧き上がると、解離してしまっていたのだ。涙は全く流れない。泣きたくても、泣くことができなかったのだ。そして、治療で「感情を感じる」「泣いていい」と調整してきたが、なかなか感情を表現することができないでいた。 11月のキネシケアでは、「今泣かなければ一生泣けない!」と思い、恥ずかしい気持ちを超えて、治療室で何度か号泣した。とにかくワンワン泣いた。(叫ぶのはちょっと我慢したけど。)泣くことを自分にゆるせた瞬間だった。 今回の治療では、すぐに涙が流れる自分がいた。それだけじゃなく、怒りがパッと出てくる自分もいた。感情を創り出した瞬間に、その感情を感じられるようになってきたのかもしれない。 小さい頃のことを思い出した。私は感受性がとても強く、自分の感情に振り回されてしまうような子供だったのだ。とにかく、何に対しても泣いてしまう泣き虫だったのだ。どんなことでも泣きたくなってしまうので、日常生活を「普通」に過ごすのが困難で、私は泣かないように涙を強制的に抑え込む癖をつけた。そして、痛みや苦しみは、大きな笑顔で弾き飛ばすことにしたのだ。 自分の感情を感じることで自分自身が翻弄される私は、自分の感情を伝えるのがとても苦痛だった。私にとって、自分の気持ちを伝えるということは、津波にのまれて溺れているときに、自ら口を開けて、自分に流れ込む海の水を飲んでさらに苦しみもがくようなもの。「ありがとう」とか「ごめんなさい」とか、そんなシンプルな言葉でさえ、私はその言葉の持つエッセンスと完全に同調してしまい、その想いの強さに圧倒されてしまうのだ。そして、気持ちを伝える場面では、感情を飲み込むために、喉がキュッと締め付けられて、声が全く出なくてなってしまうのだった。それでも話さなければならないので、私は本心とは真逆の感情を作り出して、歪んだ行動をとってしまっていた。そのことは、私をさらに苦しめた。 今回の治療でも声が出ないことがあった。でも、一番最後の治療では、泣きながらでも、きちんと自分の想いを言葉で伝えることができたかなと思う。今思い出しても、「あのとき、よく声が出たな」と自分でもビックリする。 感情を感じられるようになってきたことは、私にとって素晴らしい変化。 言いかえると、感情を感じられるようになってきたからこそ、向き合わなきゃいけない苦しみや悲しみが浮上してくるということでもある。 今回の治療で気づいた自分の中にある大きな傷。それが、現実の生活でどのように癒されて行くのか、今後の変化が楽しみ❤︎ 写真は、1週間ぶりのローレンシャンの森。 夕暮れに染まる空が、とても綺麗でした。 キネシケアを終えて1週間のキネシケアを終え、昨日の夕方無事にカナダの自宅に戻りました。 今回の滞在は、私にとって、過去3回にわたるLA滞在の中でも、もっとも印象深いものとなりました。 本間先生の治療は今まで通りスマートで洗練されていましたが、今回は、私は先生の言動や人間性を疑ったり、先生に嫌悪感を抱いたりもしました。 「この人に『心』はあるのか!?」と本気で疑ったこともあったし、最後には、「先生がおかしくなっちゃった!」と本気で思ったりもしたのです。 私は今まで本間先生のことを「神がかったカリスマドクター」と見ていました。 でも今回の滞在で、やっと先生が「人間」であることに気づいたのです。 おかしかったのは、先生ではなくて、私でした。笑 私自身も「自分」を完全に失っている状態で、先生に失礼極まりない最低な行動をとってしまいました。深く反省しています。 そして、そんな私に最後まで思いやりと尊敬の心で接してくださった本間先生に、心から感謝しています。 先生の言動にショックを受けたり、傷ついたりもしたけれど、やっぱり本間先生は、私にとって最高のドクターであり、最高の師であると確信しました。 今回は自作の絵で調整を行いましたが、これがとても効果的で楽しかったので、この経験をもとに、私なりのキネシスタイルを発展させていけたらいいなと思っています。 キネシケア最後の日は、私の41回目のお誕生日でした。 本当の自分で生きれるようになりたくて、わざわざお誕生日に合わせて参加した今回のキネシケア。ちゃんと生まれ変われたかどうかはわからないけれど、なんだかとてもスッキリ&サッパリした感じです。 治療内容は、これから少しずつまとめて、シェアしようと思っています。 私の体験をシェアすることで、苦しんでいる人に一歩を踏み出す勇気が生まれることを願って! |
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