過去ではなくて「今」8月中に、 性暴力専門のサポートセンターでの 個人セッションを2回受けました。 3月に連絡したので、 5ヶ月待ちでやっと取れた予約です。 心の準備もできないまま セッションを受けましたが、 行ってよかったと思います。 2月のキネシケアで レイプトラウマが浮上して、 心身ともにアップダウンが続きました。 ひとつクリアになったかと思えば、 またすぐに別の感情が沸き起こる。 それでも、 どんな感情や体感からも逃げず、 ただじっとそれを感じていました。 あまりにもの苦痛で、 寝込むことも… そんな数ヶ月を過ごしてきましたが、 ふと先日、 「傷ついた過去を癒す」のではなく、 「過去の傷が影響を与えている今」へと 意識が変容しました。 本当に突然、 その体験が「過去」であったと 認識できたのです。 もちろん、 それが過去の出来事であるということは 理解していました。 でも、 フラッシュバックなどで 記憶が蘇るとき、 生々しい体感が「今」起こることに 戸惑いを感じていたのです。 過去の体験が、 「今」再現されることを、 どのように受け止めていいのか わからずにいたのです。 あの体験から、 まるで時間が 止まっていたかのようでした。 凍てついた記憶がゆっくりと溶けて、 体がやっと今に戻ってこれた感じです。 そして、 過去のパターンの繰り返しという トラウマのループが、 断ち切れたように感じられました。 昨晩は、 とても変な夢を見ました。 ・・・・・ 夢の中で、 セックスの宮殿に迷い込みました。 そこには、 たくさんのハンサムな男性がいて、 その宮殿にいる女性の中から それぞれが一人の女性を選んで、 彼らの部屋でセックスをするという なんとも怪しげな場所。笑 私はその様子を見ながら、 ある一人の女性に意識が向きました。 その美しい若い女性は、 その宮殿の中でも 一番権力を持っている ハンサムなキングに指名されました。 彼女は一瞬ためらったものの、 彼について 部屋の中へと入って行きました。 彼女は本当は キングとセックスしたくない。 キングが彼女に触れたとき、 彼女は一瞬抵抗しました。 キングは腹を立てて、 外に出て 他の女性を追いかけ始めました。 私はその隙に彼女に近寄り、 話しかけました。 「逃げたいの?」 「ううん、私は逃げれない。」 「セックスしたくないの?」 「しなきゃいけない…」 私は彼女の話を聞き、 こう言いました。 「じゃあ、これから 私があなたを抱くわ!」 彼女は私の瞳を 見つめています。 「いい、私はあなたが嫌なことは 絶対にしないわ。 もしも不快感を感じれば言ってね。 すぐに止めるから。」 彼女の服のボタンに手をかけたとき、 キングが部屋の中に入ってきました。 私はキングを睨みつけ、 「あなたのやり方で 彼女を抱いてはいけない。 あなたに彼女を抱く資格はない!」 と言い放ちました。 キングは呆然と立ったまま、 私たちを見つめていました。 そこで目が覚めました。 ・・・・・ 夢から覚めたとき、 正直ショックでした。 なんでこんな レズビアン調教みたいな 夢見たんだろう??って 本気で落ち込みました。笑 でも、 夢の内容を思い出していたら、 気づいたのです。 夢に出てきた2人の女性は、 どちらも「私」だと。 私は夢の中で、 自分で自分を守ろうとしていたの。 レイプが起きたあの夜、 私は、 抵抗することも 逃げることもできなくて、 相手の行為を受け入れました。 あれから20年近く経った今、 屈辱感や羞恥感、 そして何よりも、 何もできなかった自分への 自責の念に駆られています。 自分の無力さは、 自分への尊厳を奪いました。 でも、 夢の中の私は、 そんな無力な私に もう一度力を与えてくれたのです。 現実でできなかった 「自分を守る」という行為を、 夢の中で行いました。 夢の中の私が、 女性にかけた言葉は、 自分の性への権力を失った 私自身への言葉。 夢の中では、 私が彼女を抱く (彼女とセックスする)という 展開になっていますが、 夢の中の私は、 彼女を本当の意味で 愛してあげたかったのでした。 彼女の苦痛を癒して、 彼女を愛で満たしてあげたかった。 心も体も丸ごと。 変な夢ではあったけど、 この夢を通して、 無条件に守られていることを 強く感じることができました❤︎ ちなみに、 夢の設定は過激ですが、 過激な描写は出てきませんでした。笑
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